チリ地震 津波に注意! ハワイでは55センチの津波を観測
南米チリ北部沖で1日夜に起きたマグニチュード(M)8.2の地震。通称”チリ地震”。
その影響を受け、米国ハワイ州ハワイ島ヒロで日本時間2日午後11時過ぎに最大55センチの津波が観測された。
同州の米太平洋津波警報センターが明らかにした。
今回のチリ地震について日本の気象庁は、日本への津波到達前日の2日夕に注意報発表し、異例の早期対応となった。
気象庁は、最初の津波が到達すると予想された3日午前3時に津波注意報を発表した。
多くの住民が眠る時間帯。地震津波監視課は「時間帯は特に気にしない」とするが、自治体の対応に備え、2日午後5時からの会見で「注意報を発表するならば、3日午前3時ごろ」と前もってタイミングを示していた。
今回のチリ地震で、チリ国内では、倒れた建物の下敷きになったり、心臓発作に見舞われたりして死者が6人に増えている。
チリ地震の津波の影響で一時、ハワイでは緊迫した状態になったが、現在は落ち着いている。
日本でも余震に対する津波などの災害には、まだまだ気を付けたい。