最終回の100巻の内容は”まさか”の展開になっていて、ファンからは賛否両論の声があがっている。
あさりちゃんの作者は「室山まゆみ」という姉妹ユニットで、1978年に「小学二年生」8月号から連載をスタートさせている。
勉強嫌いだがスポーツ万能の小学4年生の浜野あさりと学校一の秀才の姉・タタミを中心に話が展開されるギャグマンガストーリー。
コミックスは累計2800万部を突破し、女性マンガ家による最多巻数作品としてギネス世界記録に申請中だ。
作画も初期のころと比べるとだいぶ様変わりし、36年間という長い年月がうかがい知れる。

昔のあさりちゃんと現在のあさりちゃん↑↑(※右はハイスクール編)

『私の進歩に気づいてもらおう』と1巻と100巻の表紙を同じものにしたと語る室山先生↑↑
36年の長期連載で、連載を休んだのは2回だけ。作者の姉妹ユニット「室山まゆみ」の室山眞弓さんと室山眞里子さんは「充実したマンガ家生活だった。『あさりちゃん』とともに生きて…」と振り返る。
眞里子さんは「私の中では終わったという感覚ではない」、眞弓さんも「もしかしたらまたどこかで描くもしれない」と声をそろえる。
「もしかしたら戻ってくるかもしれないですね」と『あさりちゃん』の次回作にも意欲を見せている。

「あさりちゃん」作者の室山眞弓さん(左)と室山眞里子さん(右)
どことなく、あさりちゃん姉妹に似ている気もしますね。
36年間おつかれさまでした。