TUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブは撤去理由について「現在の状況を総合的に判断した結果」としている。

現在の状況とは、『”黒子のバスケ”と商品名に入っているものを全て撤去しろ』との脅迫があったらしく、TUTAYAでは11/3までに”黒子のバスケ”のコミックス、DVDを含めた関連商品が順次撤去されていくことが決定した。
詳しい脅迫の内容は明らかにされていないが、犯人は『黒子のバスケ』の作者、藤巻忠俊さんに恨みをもつ人物だとされている。
藤巻さんは数年前から脅迫されており、現在もその被害は終わりを迎えていない。
脅迫状が届いた数だけでも都内だけで50ヶ所以上にのぼるという。
母校への脅迫状
初めて被害が公になったのは、上智大学の体育館裏。
硫黄臭のする容器を女子学生が発見した。容器には脅迫状が貼られ、「上智大OBの今をときめくマンガ家の藤巻忠俊が憎いからだ」と書かれていた。藤巻さんは上智大を中退している。
翌日には、『東京ビッグサイト』や『札幌テイセンホール』にも脅迫状が届き、予定された『黒子のバスケ』関連のイベントは全て中止。関連商品の販売も急遽中止となった。
また、全国各地の同人誌イベントでも同様の脅迫状が届き、中止を余儀なくされている。
お菓子に毒を注入したと脅迫文
今年に入ってからは、セブンイレブン本社に『”黒子のバスケ”のお菓子に毒を注入した』との脅迫文が届き、店頭から全て撤去されている。

撤去されたお菓子。発見当初、ご丁寧に毒入りと書かれた札がはられてあった。
そして、今回のTUTAYAの決定…。
犯人は一体誰なのか?
顔見知り?知り合い?同じ漫画家?
恨み?妬み?
様々な憶測が飛び交いますが、一番驚かされるのはこれだけ派手な行動をする犯人がまだ捕まっていないということ。一体なぜなのか?謎は深まるばかりです。

以前ネット上で犯人と思われる人物が書いた書き込み
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