鉄拳といえば、スケッチブックに描いた絵をめくり『こんな○○はいやだ』というネタで一躍ブレイクした。
滑舌の悪いトークでブラックユーモアを主とするネタは幅広い年代に支持されている。
MUSEのプロモーションビデオに採用される
そんな鉄拳の転機となったのが、『振り子』というアニメーション作品である。
セリフはなく、曲とともにパラパラ漫画(アニメーション)が展開されていくというものである。
その時使われたのが、イギリスのロックバンドMUSEの「エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)」という曲であり、これは鉄拳の選曲で勝手に使っていたのだが、これをYoutubeで見たMUSE本人達が感銘を受け、そのままプロモーションビデオに採用してしまったのだ!
【動画の歌詞】
もう一度最初からやり直そう
なぜそれができないんだ
とにかくもう一度やり直させてくれ
きっとうまくいくから
今度はちゃんとわかってる
自分を許す最後のチャンスだから
MUSEの次回作のビデオクリップ制作の依頼も受け多忙に
同作品が評価された鉄拳は第42回日本漫画家協会賞で特別賞を受賞するなど一躍注目を集めている。
話はこれで終わりではなく、なんとMUSEの次回作『ザ・セカンド・ロウ〜熱力学第二法則』のためのビデオクリップ制作も、鉄拳に依頼していたのだ。曲はこのアルバムからのセカンド・シングルである「フォロー・ミー」が選ばれた。
目標はベネチアやカンヌの短編賞
Youtubeにアップされた作品は300万回再生を突破し、国内からの依頼も殺到している。
「最近はパラパラ漫画執筆の依頼が殺到しており、おととい半年ぶりにネタやりました。滑舌が悪くなっていました。」と苦笑い。
また、「今がチャンス。ダメになるまで、パラパラやります。目標はベネチアやカンヌの短編賞です」と豊富を述べている。
馬場俊英 - 弱い虫(MV edit)
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