ボリビア大統領がプロサッカー選手に!
ボリビア大統領 エボ・モラレス氏がプロサッカー選手になることがわかった。
ボリビアのサッカー1部リーグ「スポーツ・ボーイズ」のオーナーは16日、ボリビアの大統領であるエボ・モラレス氏とプロ契約を結んだと明らかにした。
「スポーツ・ボーイズ」のオーナーは大のサッカーファンであるモラレス大統領の「希望をかなえる」と語り、晴れて、ボリビア大統領はプロのサッカー選手となった。
現役大統領がプロサッカー選手となるのは前代未聞で、これから色々と世間の人々の議論を引き起こすことになりそうだ。
▼プロサッカー選手になったボリビア大統領 エボ・モラレス氏

写真のボッコリ出たお腹を見てもらえばわかるが、このボリビア大統領は御歳54歳。
大統領のポジションはミットフィルダーで背番号は10。
報酬は同国の最低賃金程度の月213ドル(約2万2千円)という。
モラレス氏は2006年に大統領となり、今年、3選を目指している。
このボリビア大統領のサッカーの実力がどれほどのものなのか不明だが、54歳で現役を続けているプロサッカー選手が現在のサッカー界にいないことから、明らかにサッカーの実力でのプロ契約ではないことは容易にわかる。
賃金の低さから言って、これはボリビア大統領選にむけた政治活動のアピールではないかと思われる。
チームとしては、良い客寄せになるのと、ボリビア大統領に恩を売れる2重のメリットがあるわけだが、サッカーの試合を楽しみにスタジアムにお金を払ってきている、純粋なサッカーファンからしてみれば、いい迷惑のような気もする。
対戦相手の選手も強くタックルに行きにくいし、プロの真剣勝負を楽しみに見に来ているサッカーファンに対してどうなのでしょうか?
サッカー熱の熱い南米のボリビアだからこそ、サッカーに対してファンはシビアな目を持っているような気もしますが…。
ボリビア大統領は8月のリーグ戦に出場予定ですが、本当に出場機会はあるのでしょうか?
ボリビア大統領がプロサッカー選手として、試合にでれるかどうか注目です!
タグ:ボリビア大統領 サッカー