『ホリエモンのゴーストライター問題』を暴露したのは、漫画家の佐藤秀峰(しゅうほう)さん(40)。
『海猿』や『ブラックジャックによろしく』など、綿密な取材に基づいた人間ドラマを描く漫画家だ。
ホリエモンがゴーストライターを使用したとされるのが、2010年堀江貴文著書の「拝金」。
佐藤氏はこの本のカバーイラストを担当した当時のことを
「この作品では、一般的に堀江さんが文章を書いているかのようなイメージがありますが、実際には堀江さんは文章を書いていません」と暴露。
「読者の皆さまに対し、甚だ不誠実でした。自身が原作者問題で悩んでいながら、そのような件に加担したことを悔やんでおり、今は絶対に描くべきではなかったと考えています。読者に不誠実だった。おわびします」と自身のホームページで綴り、謝罪している。
”ゴーストライター”と言っても、一言一句そのまま書かせる「口述筆記」から、本人の書いた文章を読みやすく加除訂正する「編集・リライト」もあれば、殆ど書き下ろしに近い「代筆」まで、様々なケースが見られ、今回の件でホリエモンがどの程度、”書かせていた”かは明らかになっていない。
佐藤氏の発言から汲み取ると、殆ど書き下ろしに近い「代筆」を使用していたと考えられますが、真相はホリエモンと関係者にしかわかっていない。
ゴーストライターが声明を発表するか、ホリエモン自ら『ゴーストライターを使用してました』と認めない限り、この件は解決しそうにない模様だ…。